プレアデス星団・天体写真のコンポジットの力【星のひみつ】#03

学習

「天体」のコーナー「星のひみつ」
ご紹介いただくのは、太宰府市在住の寺崎さんです。
寺崎さんが撮影した天体写真だけでなく、その撮り方や、星にまつわる話もお楽しみください。

昴・プレアデス星団

見てヨシ、撮ってヨシ、そんな昴(すばる)を撮影してみました。プレアデス星団という名前がついています。

昴は肉眼でも星がぎゅっと集まった姿を見ることができますし、双眼鏡で見ると惚れ惚れします。

さて、前回は、天体写真のカラー化をご説明しました。

今日は、「コンポジット」について、お話しようと思います。

「コンポジット」とは、数枚から数十枚まで対象に応じて複数コマ撮影し、それらを重ねて現像処理することです。パソコンのソフトウェアを使って行います。

その理由は主に以下の通りです。
① 「画像を滑らかにする」  

複数枚重ねることで画像の解像度をあげ画像を滑らかにします。ノイズ感も抑える効果があります。

② 「淡いものを濃くする」  

星や星雲は光が淡いものですが、コマ数を重ねることで浮かびあがらせる効果があります。

1コマの写真は、以下の通りです。これだけでも十分に写っているものですが、ちょっと寂しい感じがしますね。

そして冒頭の写真は20コマの写真をコンポジットしたものですが、その効果がお分かりいただけるかと思います。

天体写真は、撮影した後に画像処理も経て、美しくできあがるのです。

この記事について

「宙のジグソーパズル」http://blog.livedoor.jp/sorano_jigsaw_puzzle/
寺崎さんのブログです。
天体観測の模様とともに、星空の美しさを紹介されています。
「テレVISION8」では「宙のジグソーパズル」の記事の一部をご紹介しております。
もっと星のひみつを詳しく知りたい方は、「宙のジグソーパズル」を是非ご覧ください!