かに星雲【星のはなし】#02

学習

「宇宙は広い!!」
日常を忘れ、ほんのひととき、宇宙に触れあってください。

カニ?

今回の天体写真は、「かに星雲」。筋のようにみえるフィラメント構造が、カニの足に見えることから、こう呼ばれています。
漆黒の宇宙にカラフルなインクをこぼしたような、なんともいえない美しさです。

なぜこんな模様に?

なんでこんな模様ができるのでしょう。原因は、超新星爆発。星の中には、一生の最後に大爆発を起こすものがあり、その現象を超新星爆発といいます。かに星雲はその残骸で、今でもガスが周りに広がり、美しい模様を楽しむことができます。

鎌倉時代の記録にも

藤原定家の「明月記」にも「西暦1054年、空に明るい星が出現した。」という旨の記述があるようで、このときに、将来、かに星雲を構成する超新星爆発の光が地球にも届いたようです。960年以上経過し、いまの形になっています。

超新星爆発はいつどこで起こるかわかりません。地球からの距離にもよりますが、昼間でもみえるほど明るく輝くこともあるそうです。生きているうちに、一度でいいので見てみたいものです。

この記事について

ここで紹介する写真を撮影しているのは、比嘉良喬さんという太宰府市在住のアマチュア天体写真家です。
比嘉さんのホームページにはたくさんの天体写真がありますので、ぜひチェックしてみてください!
「まほろばの星屑ギャラリー」