門司電気通信レトロ館 -公衆電話の日-【あべちゃんカメラが行く!/ももち浜ストア】

お出かけ

実はきょう、9月11日は日本で初めて公衆電話が設置された「公衆電話の日」なんですよ!
ご存知の方、いらっしゃいますか?
きょうは「電話の博物館」とも呼べるようなこちらの施設からです。

お邪魔しているのは、北九州市門司区にあります「門司電気通信レトロ館」です。
昔のNTTの営業所の建物なんですが、昔の電話や電信の機器などが展示されていて、どなたでも自由に見学することが出来るんです。

まず、日本で最初に作られた電話ボックスのレプリカ…
実際には「白」い電話ボックスだったそうです。
昔の電話機があります。お金を入れるところが「5銭」「15銭」。
この電話のサービス、最初は東京と横浜にしかなく、本当に貴重なものだったんです。
   
その「貴重さ」がわかる史料があります。

日本で一番古い電話帳で、最初はここに載っている197軒しか電話サービスを使っていなかったそう。
というのも、高価で使えなかったし、そもそも一般の人は「電話」というものを知らなかったためだそうです。
今でこそスマートフォンで、誰でもいつでも電話…
昔は本当に限られた人だけのものだったんです。

この貴重な電話サービスが、公衆電話の登場によって徐々に一般にも広がっていくわけですが、ここからは、その公衆電話の歴史を見ていきます!

こちら。色んな色の公衆電話があります。
実は公衆電話は、進化に伴って「色」が様々に変わってきたそうなんです。

まずはこちら。

公衆電話が「赤」の時代があったんです!
タバコ屋さんなどの店先に置かれていて、お店が締まると片づけられ、夜は使えなかった時代です。

そして、お店が開いている間しか使えない、という不便さを解決しようと誕生したのがこちらの「青」の公衆電話。
実は「屋外」に置くという用途のために作られたのが「青電話」なんだそうです!
電話ボックスがあればお店が閉まっても24時間いつでも使えますよね。
電話ボックスや、店先にある「キャビネット」に入れて使ってもらうために誕生したのが「青」電話で、24時間使えることで、緊急通報もできるようになり、110番・119番に無料でつながるボタンも登場したそうです。

そして、電話を利用する方が増えるに従って、長距離通話や長時間通話が増えてきました。
そんなニーズにこたえて登場したのがこちら!

黄色い公衆電話です。
この公衆電話から、10円玉を何枚も入れずとも100円玉が使用可能になりました。
それまでは、10円玉を高く積んで電話ボックスに入っている人が多くいました。
ですが、実は不満の声も多かったとか。
「100円分話していなくてもおつりが出ない」という声も当時はあったそうです。

そんなクレームに対処しようと生まれたのが…
テレホンカードです!

この「テレホンカード」が使えるようになったのが、今でも見かける、こちらの「緑」の公衆電話です。
このころが公衆電話の設置台数が一番多かった時代で、現在ではおよそ15万台だそうです。
ちなみにちょっとおもしろい「緑の電話」も…

これは、3人で話せるデュエットホンです!
電話サービス開業100周年記念につくられたもので、今も現役のものが、国内に数か所あるとか…ですが、正式には把握していないそう。

実は公衆電話、数が減っているとはいえ、例えば台風のような「災害」の時には心強い存在なんです。
通信規制を受けないので、携帯電話が通じない時にも使えたり、停電した時にも使えるんです。
いざという時のために、自宅から最寄りの公衆電話がどこにあるか確認したり、また、使ったことのないお子さんと一緒に使ってみるなど、公衆電話を見直してみてはいかがでしょうか。

【住所】北九州市門司区浜町4-1
【電話】093-321-1199
【定休日】月曜 *祝日の場合は翌日
見学無料
電信・電話についての歴史が学べる史料館を紹介しました。

2020年9月11日(金) OA

この記事について

TNC朝の情報番組「ももち浜ストア」で放送したお店、グルメ情報やレシピなど、人気のコーナーを紹介します。