49歳看護師に無罪判決 宗像市の“死亡ひき逃げ”「本当ほっとした」福岡県 (20/10/26 20:30) 【TNC ニュース(福岡)】

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福岡県宗像市で2019年に起きた死亡ひき逃げ事件の裁判で、26日に無罪判決を受けた看護師の女性が、先ほどTNCの取材に応じました。

◆杉本さん
「裁判官から言われた時は信じられなかった。本当ほっとした感じがあります。家族には迷惑をかけてしまったことでずっと悶々としてて、判決が出るまでは間が心苦しいというかありますね」

カメラの前でこう答えたのは、26日に無罪判決を受けた宗像市田久の看護師・杉本孝子さん(49)です。

杉本さんは2019年8月、自宅近くを車で運転中に、道路に横たわっていた当時49歳の男性をひき逃げし死亡させたとして過失運転致死などの罪に問われていました。

◆記者
「裁判の争点はこの現場で杉本さんが男性をひいたのか、また、ひいた認識があったかどうかなどで、弁護側は一貫して靴をひいただけと主張していました」

福岡地裁は26日の判決で、「靴をひいたことで男性の皮脂のようなものがタイヤに付着した可能性も否定できない」「被告人の車両が通過する直前に事故現場を通過したいずれかの車が被害者を礫過したとしてもおかしくはない」などと指摘。

また、警察官と医師の見解が食い違っていることからー
◆裁判官
「男性を礫過したと認定するには合理的な疑いが残るというべきである」
このように検察側の主張を退け、杉本さんに無罪判決を言い渡しました。

◆杉本さん
「ちょっとでも私の通報が早ければ助かっていたのかなと思いますし、行動の遅さとか反省点を踏まえてできれば人の役に立ちたいというのはありますし、またゆっくり確定すれば考えていきたい」

福岡地検は「判決内容を詳細に検討し上級庁とも協議の上適切に対応する」としています。

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