送迎バスに放置 5歳児が熱中症で死亡 福岡県が保育園の確認不足を指摘 改善勧告「責任の明確化を」 (21/08/31 18:00) 【TNC ニュース(福岡)】

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送迎バスに取り残され、5歳の男の子が死亡した痛ましい事故。
福岡県が保育園に対し、職員の連携など改善を勧告しました。

カメラに向かって満面の笑みを見せる男の子。
保育園の送迎バスの中で命を落とした、5歳の倉掛冬生ちゃんです。
冬生ちゃんは7月29日、中間市の双葉保育園で、炎天下の駐車場にとめられたバスの中に約9時間取り残され、熱中症で亡くなりました。

事故当日は、1人でバスを運行していた園長が園児の降りる際に車内を十分に確認していなかったことや、担任が欠席扱いとして職員間で情報を共有していなかったことなどが分かっています。

これまでに県は中間市と合同で職員への聞き取りなどを行っていて、31日午後、園に対して「改善勧告」を出しました。
勧告では、今回の事故における園長や職員の責任を明確にし厳正な対処を行うこと、園児が登園した際の出欠確認のルールを見直すことなどが求められています。

これを受けて、保育園がある中間市の福田健次市長も、午後3時すぎから会見を開きました。
◆中間市 福田健次市長
「保育の実施者として責任を痛感しています。二度とこのような事故が起こらないよう、再発防止に努めて参ります」

一方、県は…
◆福岡県福祉労働部 後藤和孝部長
「今回の事案は園で適切な保育がなされていれば防ぐことができた事案であり、今後二度と起こってはならないもので、大変重く受け止めている」
今後、県は保育園に対し『改善報告書』の提出を求めるとともに、改善が見られない場合は業務停止命令の措置をとることにしています。

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