九州国立博物館 文化財の修復に「寒糊炊き」福岡県太宰府市 (21/01/19 21:30) 【TNC ニュース(福岡)】

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貴重な文化財の修復に欠かせない特別な「糊」を作る「寒糊炊き」が、太宰府市の九州国立博物館で行われました。

「寒糊炊き」とは掛け軸や巻物など文化財の修復に使う「古糊」を作る作業で、九州国立博物館で毎年1度寒さで雑菌が少ないこの時期に行われます。

材料は水と小麦のでんぷんで、1時間ほどかき混ぜ続けて炊き上げることで糊が完成します。

例年、ボランティアを含めて100人以上で行われますが、2021年は新型コロナの感染拡大防止のため修理技術者と職員だけで行われました。

今回作った約10キロの糊は10年寝かせることで接着力が弱まり、修復に使える古糊になるということです。

九州国立博物館では2005年の開館以来、合わせて800件あまりの文化財を修復しています。

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