福岡県“警報級”大雪のおそれ 最強寒波襲来 路面凍結など警戒を (21/01/08 21:30) 【TNC ニュース(福岡)】

ニュース

今シーズン最強クラスの寒波の影響で、福岡の町も真っ白になりました。

気象台は8日夜から9日の朝にかけて警報級の大雪となるおそれがあるとして、警戒を呼びかけています。

7日夜から福岡県内で降り続いた雪。
一夜明けると…。
◆記者
「添田町の英彦山です。このあたり雪がかなりつもっていまして、こちら30センチの定規で雪の深さを測ってみたいと思います。完全に埋まってしまいました」

福岡の街を襲ったこの冬一番の「最強寒波」。
福岡市動物園ではー
◆記者
「こちらのサル達は寒そうにして身を寄せ合ってます」
◆飼育員
「カバの外にいる時間を短くしようということで、1時間弱くらいで収容した所です。早く中に入りたそうには見えましたね」

◆記者
「JR博多駅のタクシー乗り場です。タクシーは一台もいませんが、タクシーを待つ人の長い列ができています」

最強寒波は県内各地に影響を与えました。
◆記者
「午前7時の博多駅です。雪が断続的に降っていて、ご覧のように当たり一面真っ白になっています」
早朝のJR博多駅。
雪が舞う中、早い時間から通勤・通学する人の姿が見られました。
◆通勤客
「びっくりですね、久方ぶりです。緊張して足が中々運びませんね、滑らないように行きたいと思います」
◆通学する生徒
「学校にバスで行きます。見たことのない景色が広がっていて驚きました」

天神 午前8時過ぎー
福岡市中央区では、3年ぶりとなる2センチの積雪に!
通勤する人の多くは滑って転ばないよう慎重に歩きますが…。

福岡の子どもたちにとっては馴染みのない雪!
雪玉を作りながら楽しげな様子です。
休校措置をとらなかった福岡市とは異なり、北九州市では、小・中学校など合わせて136校で休校となりました。

降り続いた雪と異例の冷え込みで、県内の道路は至る所で凍結。
大雪となると忙しくなるのが、ロードサービスに対応するJAFです。
着いた現場は福岡県宇美町の住宅街。
続く急な上り坂に1台の車が止まっています。
よく見ると、路面の凍結でスリップして後ろのタイヤが脱輪していました。
地面から完全に浮いた状態で身動きが取れなくなっています。

◆救援を依頼した男性
「ちょっと暗かったから一気に登ろうと思って、いつも登ってる道を。途中まで行ったらスリップして上がらなくなったんですよ。こりゃいかんと思って前に出たりして無駄なあがきしたらこういう形になってゴトンと落ちました」

さっそく車の救出作戦を開始。
まず、滑り止め効果があるタイヤカバーを被せていきます。

◆JAF 倉本勇介さん
「簡易的にですね布のタイヤチェーンになるものを取り付けてます。これつけた後にウインチワイヤーといって、ワイヤーで引き上げる作業になっていきます」

無事、車の引き上げ完了です。
◆救援を依頼した男性
「助かりました、ホッとしました。JAFさんスゴいなと思いましたね、ありがとうございました」
◆JAF 倉本勇介さん
「(上り坂では)1回滑り出すと止まらないような形になり、大きな事故に繋がります。(下り坂では)ブレーキを踏んだ時点で横にスリップしてしまって壁に激突だったり、止まらない」

JAF福岡支部によりますと、県内では7日から8日にかけてタイヤのチェーン取り付けや車の立ち往生などの救援要請が合わせて485件寄せられたということです。

県内の雪は今後も断続的に降る見通しで、9日夕方まで降る雪の量は、多いところで山沿いで20センチ、平地で10センチと予想されています。 特に8日夜から9日の朝にかけては警報級の大雪となるおそれがあり、気象台は引き続き路面の凍結など警戒を呼びかけています。

また、九州電力は続く寒波の影響で電力需給の逼迫が懸念されるとして、電気の効率的な利用を呼びかけています。

この記事について

TNCで放送されたニュースを掲載しています
https://www.tnc.co.jp
https://www.youtube.com/channel/UCZ0U1AoJOKVdlejhjUU1fBg