#4 We’ll Run Away【ロックンロールとハカタと、時々、スズ】

エンタメ

昔からコーラスを多用するロックンロールが好きで、一般的に言うとその2大巨頭といえばビートルズとビーチ・ボーイズになるかと思います。

ビートルズはデビュー当時、ドンとフィルの兄弟デュオであるエヴァリー・ブラザースのハーモニーに影響を受けてということで、フォー・エヴァリーと呼ばれたこともありました。

そして片やビーチ・ボーイズは、「チャック・ベリーのようなR&Bギターとフォー・フレッシュメンからインスピレーションを得たヴォーカル・アレンジで作られた」(ブライアン談)と言われています。

フォー・フレッシュメンは1948年に結成され、数多あるコーラス・グループの中でも1オクターブのハーモニー(クローズ・ハーモニー)に納めず、オープン・ハーモニーの草分けとして他のグループとは一線を画す人気がありました。ブライアン・ウィルソンは、そのオープン・ハーモニーを受け継ぎビーチ・ボーイズの名曲を作り上げていきました。

私がビーチ・ボーイズを知ったのは、小中学時代に同じ団地に住む友人S君からの紹介でした。前の回でもお話しましたように当時は、ディープ・パープルやレッド・ツェッペリン、またキッス、クィーンなどが幅を利かせていた時代でしたが、そのS君は、カーペンターズやバリー・マニロウ、そしてビーチ・ボーイズなどが大変好きで、自宅でよくレコードやカセットを聞かせてくれました。

稀代のメロディーメーカーであるあのバート・バカラックを知ったのも彼からでした。

余談ですが、バカラックといえば、あの大瀧詠一先生の名義で2020年今年の春に発売された「Happy Ending」というアルバムの中に、大瀧先生が数多く取り上げてらっしゃる Barry&Greenwichの名曲中の名曲 「Da Doo Ron Ron」をべースにした名作「Happy Endで始めよう(バカラックVer.)」というのがあります。歌詞の中の「わがままな彼女」というのは何の曲を口ずさんでいたんでしょう…気になります。)

さてビーチ・ボーイズに話を戻しますと、ある時にテレビからとても素敵なビーチ・ボーイズであろうと思われるバラードが流れてきて、そのレコードを探しにいつもの名門ジュークレコードに行きました。松本さんから「歌ってみてん。」と言われて出だしの「♪グーッグーッタァイミン」と歌ったら、「あー、ライト・アルバムやね。」と教えて頂き無事購入することが出来ました。

それからというものビーチ・ボーイズのバラードの素晴らしさを探究する日々が続きました。

因みに、ビーチ・ボーイズの隠れた名盤「サンフラワー」(某ロックなテレビ局の音楽プロデューサーK氏も絶賛されています)の発売から50周年を迎えました。それを記念したイベントなどもあるそうですが、そうなれば来年は、「サーフズ・アップ」発売50周年です!音楽って本当に良いものですね。

【RR】BB ROCKGLASS
https://htms.base.shop/items/32973010

ソフトにストライプ柄をあしらったちょっと古びた感じのノスタルジックなロックグラスを作成しました。大きさはロックグラスとして標準サイズですので、多用途でお使い頂けます。
イメージはBeach Boys。「サーフィン・ USA」や「アイ・ゲット・アラウンド」などの「いかにも!」といった感じの曲がお馴染みですが、ビーチ・ボーイズの魅力の一つは、郷愁感あるセンチメンタルなバラードにあると思います。「ウィル・ラン・アウェイ」「ユア・サマー・ドリーム」「キープ・アン・アイ・オン・サマー」「キャロライン・ノー」「ディズニー・ガールズ」「グッド・タイミン」など珠玉の楽曲を聴きながら製作しました。

(高さ:約8.0×口径:約8.0×底径:約7.0cm)
(大きさ:303g前後)【RR Rock&Roll】

錫は錆びにくく、銀のように黒ずんできたりしない金属です。また、長く観賞用として使用せずに置いてますと、これまた渋くてカッコいいブロンズ色になってきます。これも味があります。
いつまでも古ぼけずに円熟さを重ねるロックンロールのような感じがしてまして、数多あるロックンロール・アーティストの名曲を聴きながら独自のイメージで錫製品を作っています。
「はかた錫スタジオ」HP https://htms.base.shop

この記事について

「RR Rock&Roll HAKATA TIN」作家 / 村上 禎人
地元の福岡大学卒業後、博多の老舗百貨店宣伝企画から広告代理店を経て、錫作家・田中勝氏に師事
音楽の街/福岡から独自のRock&Rollをイメージした錫工芸の創作をスタート
創作する錫作品は、50~60年代アメリカのR&Rをイメージしたものが中心で、特にWall of Soundを嗜好し、敬愛するソングライターはEllie Greenwich、シンガーはDarlene Love、ミュージシャンはレッキング・クルーの面々。