#26 上を向いて歩こう【ロックンロールとハカタと、時々、スズ】

エンタメ

先日、とあるラジオで私の「ロックンロール錫」の紹介をして頂いたのですが、その際にBGMでビーチ・ボーイズの「サーフィンUSA」を流して頂きました。

この超有名な楽曲はチャック・ベリーの曲である「スウィート・リトル・シックスティーン」の曲をブライアン・ウィルソンがサーフィンを題材に制作したものですが、確か最初はブライアンのオリジナルとして発表していて、後に指摘があって共作となったと記憶してます。

ロックンロールの歴史はリスペクトでありリサーチの成果の歴史といえます。

そもそもの発祥の1つとされる、ビル・ヘイリーの神曲「ロック・アラウンド・ザ・クロック」は、ハンク・ウィリアムズの「ムーヴ・イット・オン・オーバー」をリスペクトしたものであり、題名に至ってはドンズバのものもあったりします。

私の得意分野でいうと「ベイビー・アイ・ラブ・ユー」(Baby, I Love You)はザ・ロネッツが1963年に発表した楽曲で、作詞作曲はジェフ・バリー、エリー・グリニッチ、そしてフィル・スペクターの名曲ですが、これはエヴァリー(Everly Brothers)の「When Will I Be Loved」が下敷きと言えると思います。

私的にはこの曲とは、リンダ・ロンシュタットでのカバーが出会いで後々スペクターものを集めはじめてロネッツに出会い、それからロックンロールの源流であるカントリー、ロカビリー方面の探索でエヴァリーに出会っていきました。
先祖返りしていく研究は今を生きる我々には必要です。

音楽とは影響されていくものですが、所謂「パクリ」というものと「リスペクト」というものの違いはなんなのでしょうか。

名曲である言わずと知れたジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」(Happy Xmas (War Is Over))は55年のジョニー・エースの「プレジング・マイ・ラヴ(Pledging My Love)」がベースになっていると思われますが、クレジットには当然ながらジョン・レノンとオノ・ヨーコです。

リスペクト&リサーチの歴史で有名なのは「ザ・トレイン・ケプト・ア・ローリン」ですね。博多では75年サンハウスの名曲「レモンティー」です。
これ程までにロックンロールをリスペクトして自分の音楽にしている楽曲はそうそうあるモノではありません。

その原型はヤードバーズの作品となりますが、そのアレンジの原型はジョニー・バーネットとなります。ロックンロールの父ですね。
タイニー・ブラッドショウの曲にジョー・ターナーの「ハニー・ハッシュ」のカバーを見事にロックンロールへと昇華しています。

日本でいうと例えば、山下達郎さんの「三ツ矢サイダーCM」はカーティス・リーであり、「オンリー・ウィズ・ユー」はブルース・ジョンストンがリスペクトの対象でありますが、どれも素晴らしい達郎さんの楽曲となって、未だに私たちの心をしっかりと捉えています。

つまりは真摯に音楽と向き合い、敬意をもって研究していくことが新たな音楽を作っていくことになると思います。
愛情がないものはダメですね。

因みに私はカラオケで歌う番がくると、山下達郎さんの「クリスマスイブ」のオケで中村八大先生の「上を向いて歩こう」を歌うのが恒例となっております…。

ロックンロールって本当にいいものですね。

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この記事について

「RR Rock&Roll HAKATA TIN」作家 / 村上 禎人
地元の福岡大学卒業後、博多の老舗百貨店宣伝企画から広告代理店を経て、錫作家・田中勝氏に師事
音楽の街/福岡から独自のRock&Rollをイメージした錫工芸の創作をスタート
創作する錫作品は、50~60年代アメリカのR&Rをイメージしたものが中心で、特にWall of Soundを嗜好し、敬愛するソングライターはEllie Greenwich、シンガーはDarlene Love、ミュージシャンはレッキング・クルーの面々。