#2 C’mon Everybody【ロックンロールとハカタと、時々、スズ】

エンタメ

カッコいいロックンローラーは、急逝するものなのでしょうか。

1959年バディ・ホリー、リッチー・ヴァレンス、ビッグ・ボッパー。そして1960年エディ・コクランは21歳の若さで亡くなります。
(※その際、コクランと一緒に事故車に乗り合わせていたのが「be bop a lula」で有名なジーン・ビンセントですが、彼は幸運にも一命を取りとめます。)

ジョージ・ルーカス監督、フランシス・コッポラ製作の「アメリカン・グラフィティ」の劇中で走り屋ジョン・ミルナー役ポール・ル・マットの、「Rock and roll’s been goin’ downhill ever since Baddy Holly died(ロックンロールはバディ・ホリーまでだ。)」という有名なセリフがありますが、60年代に入ると例のあの方がwall of soundを確立しつつ、ビートルズやビーチボーイズの時代になってロックンロール界は様変わりしていきます。
(※勿論、ロックンロールは「downhill(下り坂)」にはならず、時代とともに進化していったと思いますが…)

因みに、クリケッツ版がナンバー1大ヒットとなるバディ・ホリーの名曲「ザトル・ビー・ザ・デイ」は、昔々TNCももち浜ストア(確か藤城さんがキャスターの時代…間違えてましたらすみません…)の土曜版のエンディングで使用されていました。
更に言いますとその当時のももち浜ストア通常版オープニングは、エリック・カルメンのサンライズというなかなか渋い選曲でした。

さて、オクラホマ生まれでビートルズやローリング・ストーンズにも影響を与えたエディ・コクランというと、なんといっても代表作は1958年「サマー・タイム・ブルース」です。
ギター・リフの凄まじいかっこよさは、日本では佐野元春さんにしっかり引き継がれて後世に伝えられています。
RCサクセション、ウルフルズなど日本のミュージシャンの方々にもカバーされ親しまれていますが、「♪夏の憂鬱を治す治療なんてない~♪」と若者の嘆きを歌うスタイル(※私はカッコいいと思いますが…)は、大ヒットになったものの発売当時のアメリカでは陰りが見え始めていたようで、そんなアメリカとは対照的に熱狂的な歓迎で迎えられたイギリスに渡ったことが、結果的には彼の悲劇に繋がっていくことになるわけで、人生分からないものです。

セッション・ギタリストでもあったコクランは、音に対する拘りも強かったと思われ、1950年にスタン・ロスとデイブ・ゴールドが設立し、二人の名前を合わせた「ゴールドスター・スタジオ」で殆どのレコーディングをしてきたとのことですが、後に、また例のあの方がwall of soundをそのスタジオで確立するということになるわけです。
(※因みに私共の錫のHPである「はかた錫スタジオ」の英語表記は、「HAKATA TIN MANUFACTURING STUDIOS」で、「ゴールド・スター・スタジオ」の英語表記「Gold Star Studios」と同じように複数形の「STUDIO(S)」にしています。)

【RR】EC BEERGLASS
https://htms.base.shop/items/28159853

女性にも使って頂けるサイズ感で、あまり見かけることのない7角形のすっきりとしたフォルムが特長のビアグラスを製作しました。
7角は古くから大吉とされ、魔よけのお守り、自由、調和などの意味があるとのこと。中央にデザインされた7本のレトロな線が入ったプレートは、50年代アメリカン・クラシックカーからのヒントであしらいました。
デザインイメージしたエディ・コクラン(Eddie Cochran)は、50年代に活躍した伝説的ロックンロール・スター。
【RR Rock&Roll】

錫は錆びにくく、銀のように黒ずんできたりしない金属です。また、長く観賞用として使用せずに置いてますと、これまた渋くてカッコいいブロンズ色になってきます。これも味があります。
いつまでも古ぼけずに円熟さを重ねるロックンロールのような感じがしてまして、数多あるロックンロール・アーティストの名曲を聴きながら独自のイメージで錫製品を作っています。
「はかた錫スタジオ」HP https://htms.base.shop

この記事について

「RR Rock&Roll HAKATA TIN」作家 / 村上 禎人
地元の福岡大学卒業後、博多の老舗百貨店宣伝企画から広告代理店を経て、錫作家・田中勝氏に師事
音楽の街/福岡から独自のRock&Rollをイメージした錫工芸の創作をスタート
創作する錫作品は、50~60年代アメリカのR&Rをイメージしたものが中心で、特にWall of Soundを嗜好し、敬愛するソングライターはEllie Greenwich、シンガーはDarlene Love、ミュージシャンはレッキング・クルーの面々。