#14 Get Ready【ロックンロールとハカタと、時々、スズ】

エンタメ

テンプス(テンプテーションズ)との出会いは、確か学生時代に水鏡天満宮の横の2階建て木造アパートの一室にあった「セブンティーズレコード」だったと思います。

シングルで4曲入ったもので「おぉ、お得やね」と思って購入しました。
当時、超メジャー曲「マイ・ガール」くらいしか知りませんでしたから「こんなに素晴らしい楽曲があったんだ!」と歓喜したものです。

テンプテーションズは、ベリー・ゴーティが創り上げ、世界の音楽シーンを塗り替えた音楽レーベル「モータウン」を代表するグループであります。
しかしながら61年にデビューするもののはじめはヒット曲がありませんでしたが、65年のスモーキー・ロビンソンとロナルド・ホワイトによる、先ほどの「マイ・ガール」が全米ナンバー1に輝き、その後は押しも押されもせぬ大スターとなっていきます。
テナーのデヴィッド・ラフィンとファルセットのエディ・ケンドリックスの2枚看板、いいですね!

(全くの余談ですが、山下達郎さんが福岡でのライブステージで「マイ・ガール」のコードを移調すると、宮史郎さんのぴんからトリオになるというネタを披露されていました。)

一昨年前に、「メイキング・オブ・モータウン」という映画を観に行きました。
デトロイトにベリー・ゴーティがタムラを設立したのが59年、スティーヴィー・ワンダーが11歳でモータウンと契約したのが61年、そしてミュージシャンの独自性を重視していくビートルズが確立するまでの間、モータウンが創り出した独自の「音楽ビジネス組み立てライン」は、完璧と言えるビジネスモデルだったと感動しました。

アーティストの特性から導いた作品の方向性を設定し、それを具現化する作家チーム、録音ミュージシャンの招集、ステージ上の衣装と振り付け、そしてプロモーションの手法をすべてモータウンでプロデュースするという作業をシステマティックに行っていくという…
ベリー・ゴーティ・ジュニア恐るべしであります。

マーヴィン・ゲイ、スティーヴィー・ワンダー、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ、ザ・フォー・トップス、ザ・スプリームズ、ザ・マーヴェレッツ等々…、モータウンが輩出したアーティストは、我々の学生時代にはレコードで聴くことしか出来なかったのですが、現在ではネットで手軽に映像も見ることが出来て、モータウンのトータル・エンターテインメントを知ることが出来るいい時代です。

モータウンといえば、昔、高橋幸宏さんだったと思うのですが、YMO時代の楽曲制作の際に「ここの部分はモータウンみたいな感じで…」と他のメンバーに伝えた際に、それぞれが持つモータウンの解釈が違っていてそれがまた面白いという話をテレビでされていました。

多くの魅力的な要素を含有したモータウンというサウンドは、今も我々を楽しませてくれています。

音楽って本当に良いものですね。

【RR】LR BRACELET
https://htms.base.shop/items/39349751

99.9スリーナイン錫で手作り製作したブレスレット。錫は柔らかい素材ですので自由に大きさを変えて楽しむことが出来ます。

シンプルなデザインで、長さが約34㎝程ある男女兼用の錫ブレスレットです。
ジーンズが似合うリンダ・ロンシュタッドをイメージして制作しました。
重さ:約42g
大きさ:長さ 約34㎝ / 幅 約0.8㎝ / 厚さ 約0.2㎝

錫は錆びにくく、銀のように黒ずんできたりしない金属です。(※しかし、あまり使用せずに長く観賞用として置いていますと、これまた渋くてカッコいいブロンズ色になってきます。これも味があります。)

私の作品は、錫というのは、いつまでも古ぼけずに円熟さを重ねるロックンロールのような感じがしていまして、数多あるロックンロール・アーティストの名曲を聴きながら独自のイメージで錫製品を作っています。
お時間があるときにどうぞご覧ください。

「はかた錫スタジオ」サイト開設
https://peraichi.com/landing_pages/view/hakata-tin

この記事について

「RR Rock&Roll HAKATA TIN」作家 / 村上 禎人
地元の福岡大学卒業後、博多の老舗百貨店宣伝企画から広告代理店を経て、錫作家・田中勝氏に師事
音楽の街/福岡から独自のRock&Rollをイメージした錫工芸の創作をスタート
創作する錫作品は、50~60年代アメリカのR&Rをイメージしたものが中心で、特にWall of Soundを嗜好し、敬愛するソングライターはEllie Greenwich、シンガーはDarlene Love、ミュージシャンはレッキング・クルーの面々。